『悪魔のささやき』
2006年11月16日
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203549
amazonのブックレビューを読んでいただければ、
どんな内容の本か想像していただけると思うので、
特に印象に残った一節だけメモ。
『新約聖書』の「ルカ、マルコ、マタイの3つの福音書に記されている悪霊が人から豚に移るエピソード」( p 93 )の紹介。
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ガラリヤ湖の対岸についたイエスと弟子たちの前に、もう長いこと悪霊に憑かれ、裸で墓場に住んでいる男がやってきます。イエスが「汚れた霊よ、この人から出て行け」と命じると、男は「どうか私を苦しめないでください」と叫び、さらに名前を問うと「私の名はレギオンです。私たちは大ぜいですから」と答える。レギオンとは、もともとはローマの軍団のことで、大きな数の比喩。つまり、男にはたくさんの悪霊が取り憑いていたわけです。悪霊たちはイエスに、「底知れぬ所に行け、とはお命じになさりませんにょうに」「私たちを豚の中に送って、彼らに乗り移らせてください」と懇願し、イエスの許しを得ると男の身体から出て豚に入ります。するとその地で飼われていた豚の群れがいきなり狂ったように走り出し、次々に崖から湖へと落ちて溺れ死んでいく・・・・・・。
- - - ( p93-94)
連日の中高生の自殺報道につい連想してしまいます。
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自殺報道について。
遺書にうらみつらみが書いてある自殺ってのはなんとも不自然に感じる。
日常に転がってる死ってのはどちらかというと、
唐突に訪れるもので筋が通る通らない以前の話。
病気に倒れたり、交通事故にあったり、はては雷にうたれたり。
それは自殺にしても同じだと思ってる。
遺書が残ってない自殺のほうが当たり前な感じ。
『悪魔のささやき』から言葉を借りれば、
ふとした瞬間に「悪魔にささや」かれ、
電車に飛びこんでみたり、
歩道橋から飛び降りてみたりするもんなんだろう。
誰々が自殺した、と聞いても理由は誰にも分からず、
家族や友人にとってまさに青天の霹靂。
http://hironotebook.blog60.fc2.com/blog-entry-130.html
こちらのBlogによれば、
「自殺者のうち遺書を残す割合は、15〜30％とあまり多くはない」
そうで。
ところが連日繰り返される報道によれば、
遺書が残りまくりじゃない？
自殺予告をいろんなところに送りつけてみたり。
カルトちっくで少し薄ら寒い。
彼らが机の前で遺書を書いてる姿を思い浮かべると、
どこかで殺人なんかを計画してる人と変わらない不思議。
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某との近況。
アメ横を歩いてみたり、いろいろしてます。
お互い髪にさわる頻度が増えた感じ。
高1の女の子と親しく遊んでるそうなので嫉妬の炎。
『半落ち』貸してもらったので明日から読む予定。
靴もらいました。
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